家系図を作成する際に必要なのが、改製原戸籍と除籍謄本そして戸籍謄本です。いずれも本籍地のある市区町村役場で取得できます。遠方であればわざわざ役所の窓口まで出向かなくても、郵送で請求が可能です。本籍地と住所が同じ人がいる一方で、本籍地と住所が異なるケースも多々あります。

というのも、住所は自分が住んでいる場所として市区町村に届けている場所をいいますが、本籍地とは戸籍のある場所を指します。しかも日本国内の地番がある場所ならどこにでも置くことができるので、必ずしも住所と同じではないのです。もしも本籍地がわからなければ、住民票で確認ができます。住民票は自分の住所地の市区町村役場で請求できます。

家系図作成のために先祖をさかのぼるには、改製原戸籍謄本と除籍謄本を数十通も取得しなくてはいけません。しっかり読み込み次を請求する作業を繰り返すことで、最も古い明治19年の戸籍にたどり着くことができるのです。そこには江戸後期に生まれた先祖の名前や本籍地、そして続柄や兄弟さらには死亡地などが記載されています。先祖の名前や家族関係を知ることができれば、図書館や資料館などで名字の歴史や由来などについて文献調査をおこなうことができます。

さらには先祖の最も古い本籍地に赴いて、墓石を調べたり現地の人から情報を収集するなどの現地調査をおこなえば、幅広くデータを収集することができるでしょう。さまざまな調査で集めたデータをもとに家系図を書きますが、巻物や掛け軸で作成すれば本格的です。デジタルデータで保存する人も増えています。