家系図は専門業者に依頼して作ってもらうこともできますが、知的な趣味として長い時間と労力をかけ、ご自身で作り上げていきたいという方もいらっしゃいます。実際に戸籍を取り寄せて読み解いてみたり、家族の歴史について少しずつひも解いていく作業は、確かにとても興味深く自分のルーツを探る楽しさもあります。家系図を自分で作る時のポイントはいくつかありますが、まずは家系図作成のステップを確認したうえで作業を進めていくことです。最初のステップは、戸籍を辿って家系図を作るということです。

自分の戸籍を取り寄せたことはある方も多いと思いますが、郵送で取り寄せる場合には決まった手順がありますので、事務手続きを踏んで戸籍をとりよせ、それを読み解いていきます。そこで得られた情報をもとに図にまとめていきます。ここができればだいたいの家系図やつながりはみえてきますので、ここで満足される方もいるかもしれません。ですが、実際に多くの方が知りたいのは、先祖がどのような人柄でどのような職業についていたのか、どのような暮らしだったのか、歴史的な出来事や人物との関わりや、名字や家紋の由来などではないでしょうか。

それらのことは戸籍からは情報を得ることができませんので、ここで次のステップに進むことになります。それは文献調査や親戚や本家などへの聞き取り調査、そして現地へ赴いての現地調査などです。名字や家紋などの視点から調査を進めていくことも可能です。